• 発売日:2024/12/24
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784005009930

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おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか

おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか

通常価格 1,034 円(税込)
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商品説明
人間ではない恋人、語るなの掟、開けてはいけない部屋――幸せな人が、幸せを求めて旅に出るでしょうか。むかしむかし、死の恐怖におびえる人々が夢みて語り継いだ物語が、アニメやゲームのモチーフになって現在にも生き続けています。なぜおとぎ話はあり、私たちに何を語るのでしょう。闇と光の物語の、深層に触れてみませんか。
目次
 まえがき

序 章 おとぎ話はなぜあるのだろう

 おとぎ話のモヤモヤQ&A1 なぜ主人公はいつも美しいのか

第1章 話してはならない呪い――白雪姫か竈門禰豆子か
 1『ざくろ姫』――悲しみを聴いて破裂する石
 2『くるみ割りのケイト』――もの言わぬもう一人の自分
 3『十二羽の野鴨』――物語りによる回復

 おとぎ話のモヤモヤQ&A2 主人公と悪役以外はどんな人なのかもわからないのはなぜ?

第2章 異世界から来た恋人――『美女と野獣』のルーツ
 4『キューピッドとプシケー』――愛のおとぎ話の原型神話
 5『太陽の東、月の西』――優しい獣に愛されて
 6『美人娘イブロンカ』――悪魔を呼んでしまった娘

 おとぎ話のモヤモヤQ&A3 悪役が残酷に殺されても、ハッピーエンド?

第3章 暴力と奇跡――絶望から立ち上がる
 7『腕のない娘』――おとぎ話のヴァイオレットたち
 8『自分の手を切った王女』――強制される悪を避けるために
 9『カルカヨナ姫の物語』――おとぎ話の中の奇跡と宗教

 おとぎ話のモヤモヤQ&A4 つじつまが合わなかったり途中で話がずれるのはなぜ?

第4章 開けてはいけない部屋―青ひげ公の花嫁たち
 10『ミスター・フォックス』――知る恐怖にどう立ち向かうか
 11『青ひげ』――好奇心は罪か
 12『血だらけの部屋』――孤独と疑惑を超えて

 おとぎ話のモヤモヤQ&A5 おとぎ話の語り手にとって「幸せ」とは

終 章 おとぎ話はなぜ残酷でハッピーエンドなのか

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 あとがき
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