• 発売日:2025/07/17
  • 出版社:岩波書店
  • ISBN:9784006004880

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大戦間期の日本陸軍

大戦間期の日本陸軍

通常価格 2,167 円(税込)
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商品説明
第一次世界大戦が史上初の「総力戦」として戦われたことは日本陸軍に大きな衝撃を与えた.一方「大正デモクラシー」という思潮が国民のなかで高まりをみせるなか陸軍はどのような対応をせまられたのか.多くの史料を精査・分析して浮かび上がった日本陸軍の近代化構想の変遷.定評ある研究書の待望の文庫化.解説=吉田裕
目次
 序 章
  一 課題と視角
  二 本書の構成
  三 史料について

第Ⅰ部 第一次世界大戦の衝撃と日本陸軍

 第一章 日本陸軍の第一次大戦研究
  はじめに
  一 調査委員の成立と組織
  二 調査委員の活動
   1 資料の収集
   2 陸軍内外への活動
  三 調査委員と田中軍政
  おわりに
   表1 調査委員編制表
   表2 調査委員一覧表
   表3 陸士出身期表
   表4 海外出張一覧表
   表5 講話実施一覧
   表6 貴族院議員一覧表

 第二章 日本陸軍の総力戦構想
  はじめに
  一 経済力の育成
   1 三つの課題
   2 生産力の拡充
   3 自給自足と自由貿易
  二 政軍関係
  三 挙国一致と自発性の喚起
  おわりに

 第三章 日本陸軍の「大正デモクラシー」認識
  はじめに
  一 状況としての「大正デモクラシー」認識
   1 一般社会をめぐる「大正デモクラシー」
   2 軍をめぐる「大正デモクラシー」
   3 第一次世界大戦の教訓
  二 思想としての「大正デモクラシー」認識
  三 制度としての「大正デモクラシー」認識
  おわりに
   付表1
   付表2

 第四章 日本陸軍の教育制度改革論
  はじめに
  一 将校養成制度の変遷
  二 一九二〇年の教育制度改革
   1 制度改革の内容
   2 教育制度調査委員会の議論
  三 陸軍幼年学校の廃止
   1 大阪および名古屋陸軍幼年学校の廃止
   2 仙台陸軍幼年学校の廃止
   3 熊本および広島陸軍幼年学校の廃止
  おわりに

 第五章 日本陸軍のアメリカ認識
  はじめに
  一 アメリカ研究の動機
  二 国民軍事教育と国民性
  おわりに

 第六章 日本陸軍の軍近代化論
  はじめに
  一 精神強調論
  二 装備・精神論
  おわりに

第Ⅱ部 「満州事変への道」と日本陸軍

 第七章 田中外交と日本陸軍
  はじめに
  一 総力戦の衝撃と「大正デモクラシー期」の陸軍
  二 「一九二五年体制」と田中外交
  三 田中・宇垣と陸軍中堅層
  おわりに

 第八章 満蒙侵略と国家改造
  はじめに
  一 統帥権干犯問題と陸軍「革新」派
  二 三月事件――「内先外後」主義から「外先内後」主義へ
  三 石原構想と関東軍
  四 満蒙武力解決と軍制改革
  おわりに

第Ⅲ部 「太平洋戦争への道」と日本陸軍

 第九章 両大戦間期の体制変動と日本陸軍
  はじめに
  一 日本陸軍の総力戦構想と「一九二五年体制」の成立
  二 「一九二五年体制」の動揺
  三 「一九二五年体制」の崩壊
  四 「一九四〇年体制」の構築
  おわりに――「一九二五年体制」から「一九四〇年体制」へ

 第十章 「一九四〇年体制」と総力戦研究所
  はじめに
  一 総力戦研究所の設立にいたる経緯
   1 陸軍内の動向
   2 一九三〇年代日本政治の動向
   3 第二次近衛内閣と総力戦研究所の設立
  二 総力戦研究所設置の理由
  おわりに――総力戦研究所と総力戦論

  註
  あとがき
  岩波現代文庫版あとがき
  解 説……………吉田 裕
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