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西洋音楽史講義

西洋音楽史講義

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ドレミファ音階、拍子、ハーモニー。今日の世界標準となった音楽語法のほぼすべてが西洋音楽史のなかで生み出された。グレゴリオ聖歌から、オペラの誕生、バロック、ウィーン古典派、ロマン派、そして20世紀のポピュラー音楽まで。「古楽」「クラシック」「現代音楽」という三つの画期に着目し、千年にわたる変遷を通史として描き出す。好みや感性で語られがちな音楽を具体的・分析的に聴き楽しむためのヒントに満ちた全15講。

*2013年3月に放送大学教育振興会より刊行された『西洋音楽史』を加筆・修正し、改題のうえ文庫化したものです。
目次
第1章 西洋音楽の歴史をなぜ学ぶのか
第2章  古楽・クラシック・現代音楽──西洋音楽史の三つのエポック
第3章 多声的音楽の始まり──西洋音楽の夜明け
第4章 中世音楽の黄金時代と黄昏
第5章 ルネサンス前期と無伴奏合唱
第6章 ルネサンス後期と劇化する音楽
第7章 バロック音楽と絶対王政の時代
第8章 「音楽の父」としてのバッハ
第9章 ウィーン古典派と近代市民音楽の始まり
第10章 ベートーヴェンの偉大さ
第11章 ロマン派音楽の制度と美学
第12章 ロマン派と芸術宗教
第13章 前衛への越境
第14章 第一次世界大戦の後
第15章 クラシックと現代音楽とポピュラーと
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