はじめに
般若心経秘鍵の名言
名言1 仏陀のさとりは各自の心中にある
名言2 心の中を示した密教経典
名言3 一字にすべての教えが含まれる
名言4 さまざまな人に応じた教え
名言5 人間本来の面目に到達
名言6 陀羅尼は一字に千理を含む
名言7 眼力が密教を見いだす
名言8 顕教か密教か、眼力で決まる
般若心経〔訓み下し・口語訳〕
般若心経秘鍵〔口語訳〕
一 序文 禅定と智慧の密教的開明
二 仏陀のさとりは各自の心中にある
三 世の中に種々の教えがある理由
四 極めて広い心経の内容
1 華厳・三論・法相・天台のこころ
2 二乗教のこころ
3 生きる力を得られる経典
五 質疑応答 いまこそ密教的意味を明かすとき
六 経題に託された意味
七 さまざまな漢訳本
八 密教にとっての心経
九 心経を五つに分かつ 五分判釈
第一 人法総通分
第二 分別諸乗分
第三 行人得益分
第四 総帰持明分
第五 秘蔵真言分
十 質疑応答 心経は密教経典である
十一 結語 この深い醍醐味
般若心経秘鍵〔原文訓み下し〕
人情味あふれる空海の実像
空海の心の探求
上役との折り合いの相談
弟子からみた空海
亡くなった愛弟子を悼む
苦行する弟子を心配する
病床の天皇への手紙
苦労人空海の出処進退
空海を慕う友の詩
あとがき