まえがき
1
火より孵化ぃる
死の報せ
朝の光の中で
フリーマン・ダイソンの目
死は黄金色をしている
男の子宮
赤い実を食べる
決意
“魂”の創造
2
未知との遭遇
ワタリガラスの導き
ケチカンへ
歓迎のポトラッチ
予期せぬ出来事
カーツとフーツ
一万年の記憶
“偶然の一致”
カーツの生まれた島
トーテムポールに宿る魂
ニンスティン幻想
3
目の中の“記憶”
気難しい人
ナイノア・トンプソンの“伝言”
心の中の島
人はなぜ科学技術を選んだのか
旅をする木、ハワイへ
木を切った男
4
誕生と死、あるいは彗星
ドン・ロスの白い虚空
ワタリガラス、フェアバンクスへ
カーツって誰?
バイダルカ
ワスレナグサ
春が来ました。
5
ボブ・サムからの難題
「魂の帰還」運動
魂は台風の風に乗って
フゴッペ洞窟の祈り
森のイスキアから三内丸山へ
ワタリガラスと八咫烏
消滅する時間
あとがきにかえて
文庫版あとがき 「全ての存在は、時空を超えて響き合っている」