今、こんな人が増えています。
何をやっても、“やる気”が起きない
すぐ、怒りたくなる・ムカつく・キレる
いつもイライラする
疲労感がとれず、気分がうつ状態
生きている充実感が持てない
等々。こんな人は、「幸せ物質」が体内に不足しているからです、と言うと、あなたは奇異に感じるでしょうか?
「幸せ物質」と言っても耳慣れない人が多いと思いますが、これは、脳の中にあるセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質のことを言います。
2つとも脳内で分泌されるホルモンの一種で、これらが正常に分泌されていれば、人間は前向きで気持ちも朗らかな状態を保ち、いつも健康で、幸せに近い状態を保ち、長生きできるのです。
「幸せ物質」は、脳の中にあるのですが、これを作っている「工場」は、じつは、腸の中にあります。
実は、腸の中にある「腸内フローラ」という細菌の“花畑”が美しく保たれていれば、人は幸せな「健康感」を感じやすくなり、
逆に花畑が荒れ、花に水が注がれていないような状態では、「健康感」は遠のいてしまいます。
「腸」を元気にすることで、疲れた頭・体・心をよみがえらせ、日々、健康に生きるさまざまな方法を本書で紹介します。