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馬と人の古代史

馬と人の古代史

若狭　徹
2,200 円（税込）
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商品説明
古墳時代に始まった馬の導入は、日本の歴史の中でも有数の動力革命であった。渡来人を通じて国策化された馬生産は畿内から全国に広がった。火山灰に埋もれた牧の遺構、古代官道を利用した駅伝制の運用などを検証し、軍事・農耕・荷役・情報伝達・祭祀での役割を通して、馬が古代国家の形成と生活と心性に与えた影響を解説。考古学の成果を中心に、文献史学・動物考古学・分析科学を統合し、馬と人が織りなした古代史を捉え直す。
目次
はじめに

第１章　馬はどのように受け入れられたか
１　馬形埴輪をみる
２　馬生産の始まり
３　畿内の馬生産
４　馬生産を支えた信濃
５　上毛野の馬生産
６　西国の馬生産の開始
７　古代文献にみる馬の導入

第２章　馬生産と馬利用の実像
１　古墳時代の牧の実態
２　馬の搬送ルート
３　古代の役所と馬制度
４　官道の整備と馬

《コラム　馬具の研究》

第３章　古代馬の実像
１　動物考古学から分かる古代馬
２　働く古代の馬
３　エミシの馬
４　馬に関わる祭祀と祈り

おわりに
参考文献

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