プラグマティズムを大成させ、「実験主義」、「道具主義」と呼ばれる立場を確立したアメリカの哲学者・教育思想家ジョン・デューイ(1859-1952年)。本書は、そのデューイの教育思想を凝縮した必読の名著である。
子どもの才能と個性を切り拓く教育とはどのようなものか? 子ども自身の経験が好奇心を喚起し、独創力を高め、強力な願望や目的を創出し、能動的成長を促す。経験の連続性と相互作用という2つの原理を軸に、経験の意味と教師の役割を深く分析した本書は、デューイの教育思想の極北たる名論考であり、生きた学力をめざす総合学習の導きの書でもある。
[本書の内容]
著者のまえがき
編集者のはしがき
第一章 伝統的教育対進歩主義教育
第二章 経験についての理論の必要
第三章 経験の基準
第四章 社会的統制
第五章 自由の本性
第六章 目的の意味
第七章 教材の進歩主義的組織化
第八章 経験――教育の手段と目的
訳者あとがき