プロローグ 日本の金魚と日本人
第一章 金魚のルーツを訪ねて
1 北陸の峠に鉄魚がいた
2 岡本養魚場のヒブナ
3 金魚はもともと何だったのか
4 「フナ」は今では仮の名前
5 金魚のルーツはどこに
第二章 金魚の誕生と日本渡来
1 生まれ故郷は杭州?
2 中国金魚の大発展
3 戦国時代に金魚の渡来
4 舶来の「こがねうを」
第三章 江戸の町を金魚が行く
1 金魚の光しんちう屋
2 江戸時代を生きた金魚
「和金(わきん)」/「らんちう(卵虫、蘭鋳、金鋳)」/「りうきん(琉金)」/「をらんだししがしら(和蘭獅子頭)」/「ぢきん(地金)」/「つがるにしき(津軽錦)」/「とさきん(土佐金)」/「はなふさ(花房)」/「わとうない(和唐内)」
3 市民権を得た金魚
第四章 駆け足で通る江戸の町と江戸時代
1 江戸の暮らし三百年
2 江戸の町は物売りの町
3 店借りの町の活力
4 過密文化の表裏
第五章 江戸時代の金魚ブーム
1 江戸で金魚がなぜもてた
2 びいどろの金魚玉
3 園芸時代の江戸と金魚
4 江戸の町の金魚売り
5 江戸の金魚の元店はどこに
6 柳沢吉保と金魚の名産地
第六章 日本人と金魚
1 出目金が遅れてきたわけ
2 金魚と変化朝顔
3 金魚の色はこがね色
4 魔除けに使われた金魚の玩具
5 金魚と花鳥風月
エピローグ 金魚を日本の水族館に
学術文庫版あとがき