ふう、円城寺、理央、みずほ。中学時代の同級生だった彼女たちも、それぞれ母親に。
奥薗さんとふうの一人娘・里糸は中学1年生。演劇部で出会った同級生と先輩は、それぞれ円城寺、理央、みずほの娘だった。
学園祭「ライラック祭」で『不思議の国のアリス』を上演する演劇部は、その準備に大忙し。
そんな中、未来から来たと名乗る謎の少年・凛を「ライラック祭」での公演に誘った里糸は、次第に凛への恋心を自覚して…。また、理央の娘で親友のすうには「公演が終わったら転校する」と打ち明けられ…。
そして、ふうたち親も観劇に訪れ、ついに幕が開く。
揺れる幼い恋心、想いを素直に伝えられない親と子、変わらない友情、そして、忍び寄る過去からの影!
新たな世代の迷えるアリスたちと、母になっても悩みは尽きないふうたちの物語、第2巻!