2023年4月28日付の朝日新聞朝刊「折々のことば」で紹介されました。
映画化もされた『ツレがうつになりまして。』や水島広子医師との共著「それでいい。」など心をテーマに数多くのベストセラーを描いた細川貂々氏による「こころ」について学べる絵本。何もわからない赤ちゃんから、コトバを覚えて子どもになり、「わたし」のこころがどんなふうにうまれ、どんなことで変化するか、どうきもちをつたえるか、など、子どもも大人も読みたいこころとの付き合い方をかわいい絵と直筆のやさしい文字でわかりやすく教えてくれます。シリーズ化決定!第2弾は「みらいってなんだろう」先のことがあれこれ心配になる人も読めば安心!
皆さまのレビューより
「こんなにわかりやすく、子供たちの気持ちに寄り添って”こころ”について話してくれる本が今まであったかしら。なんてあったかくて優しい本なんでしょう。読んでいるうちに、訳もなく、大人の私は泣きそうになりました。こころがとげとげしてどうしたら良いのかわからない時、この本をまた読みたいな。」「読み終わる頃にはこころが晴れていきます。」「そうそう、こころってこうだよねと、自分のこころも整理されていくようでした。」「やさしく暖かいイラストと言葉がいっぱい。私も子供時代、こんな経験したなあ、こんな風に感じたなあ、と思い当たることばかりです。」
「説明するのが難しい「こころ」についてとても丁寧に描かれています。子ども時代、この作品をもし目にしたら、もっと伸び伸びと生きていけたかもしれません。この本を手にした子供たちは、きっと明るく前を向いていけるでしょう。」
「ね、みんな。みんなもこれからひょっとしたら、自分の心が、『どうして言うこと聞いてくれないの』ってときがくるかもしれない。その時どうか、覚えておいて。この絵本のこと。」
「『こころ』という掴みどころのないものを、わかりやすく絵本にされた貂々さんに感動。『こころ』が生まれる瞬間には、その通りだと納得。今まで当たり前に思っていた事が、腑に落ちた瞬間でした。」
「本を読むテンポでなく、明らかに語りのリズムで読み進めるので、読まされている、文章を理解するために戻って読むこともなく運ばれていく自分。」「イラストもかわいくて、読み聞かせとかに、とっても向いてるなと思いました!子どもにも、わかりやすく理解しやすいと思います。読んでいて、優しい気持ちになれました」
「こころは、いつどうやって生まれるのか、その正体は一体なんなのか、なぜ日々揺れうごくのか…大人が読んでも気づきがあるのはもちろん、友だちや家族との葛藤が起き始める1・2年生の子どもたちにもぜひ読んでほしい。やわらかい絵と字は眺めているだけで落ち着くし、最後まで読むとじーんと勇気が湧いてきます。」