はしがき
Ⅰ つなぎ、紡ぐ
第1講 「アレッポ人」と「ダマスカス人」からセファルディ系へ(宇田川彩)
第2講 「飛び去ったもの」の記憶(柳谷あゆみ)
第3講 ムスリム知識人が問うアラブ世界の近代(黒田彩加)
Ⅱ 過去の地層を巡る
第4講 中東のキリスト教遺産(辻明日香)
第5講 中世イスラームの食卓(尾崎貴久子)
第6講 イランの俗信の流儀(竹原 新)
Ⅲ 形づくる
第7講 アレヴィーと遺産(若松大樹)
第8講 ガルダイヤとジェルバ島のイバード建築(松原康介)
第9講 現代オマーンにおける文化遺産政策の展開(近藤洋平)
Ⅳ 引き継ぎ、広げる
第10講 アラビア語圏における国際法受容の初期段階(沖祐太郎)
第11講 アメリカでイスラームの伝統を学ぶ(髙橋 圭)
第12講 パレスチナ人にとっての遺産とアイデンティティ(鈴木啓之)
あとがき
索引