• 発売日:2024/10/31
  • 出版社:朝倉書店
  • ISBN:9784254171945
通常価格 4,620 円(税込)
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商品説明
◆医ダニ類のなかでもっとも重要な位置を占めるマダニの生物学的特徴を正しく,わかりやすく伝えるコンパクトな「マダニ学」の専門書.
◆防除や治療などの応用面だけでなく,既刊類書で十分に解説されていないマダニの生態・生理・生物学のおもしろさも通して,マダニとマダニ媒介性感染症について本質的な理解につながる情報を提供.
◆ヒトや伴侶動物にくらべると情報が少なかった,ウシなどの産業動物におけるマダニ媒介性感染症対策の重要性もカバー.

【主な目次】
第1章 Q&A

第2章 分 類
 2.1 概 要
 2.2 マダニ目の分類
 2.3 日本産マダニ種の特徴

第3章 形態と生理・生化学
 3.1 形 態
 3.2 感覚器
 3.3 フェロモン
 3.4 神経系
 3.5 呼吸器系
 3.6 吸血生理
 3.7 血液消化
 3.8 排泄・体内水分調節
 3.9 循環系
 3.10 脂肪体
 3.11 生殖器
 3.12 卵形成・産卵・胚発生
 3.13 共生菌

第4章 生活史
 4.1 生活史
 4.2 宿主探索と吸血行動
 4.3 ホルモンによる脱皮・卵形成の制御
 4.4 繁 殖
 4.5 休眠・越冬
 4.6 季節消長
 4.7 寿 命

第5章 マダニによる被害
 5.1 直接的な被害
 5.2 間接的な被害
 5.3 マダニ媒介性病原体
 5.4 微生物に対するマダニの免疫応答

第6章 マダニ刺症とマダニ媒介性感染症の対策
 6.1 医学におけるマダニ刺症患者の診療
 6.2 獣医学におけるマダニ対策法とマダニ媒介性感染症への対応
 6.3 海外でのマダニ対策と殺ダニ剤抵抗性の問題

第7章 マダニ研究の現状
 7.1 ゲノム・ミトゲノム
 7.2 採集法・飼育法・実験法
 7.3 国内外におけるマダニ研究動向

付録 マダニ分類表
目次
第1章 Q&A

第2章 分 類
 2.1 概 要
 2.2 マダニ目の分類
  2.2.1 マダニ目の概要
  2.2.2 マダニ目とマダニ科の系統
  2.2.3 ヒメダニ科とニセヒメダニ科の系統
  2.2.4 マダニ科
  2.2.5 ヒメダニ科
 2.3 日本産マダニ種の特徴
  2.3.1 ヒメダニ科
  2.3.2 マダニ科
 ●コラム1 ダニは単系統か,多系統か―マダニがもつ恐竜の遺伝子

第3章 形態と生理・生化学
 3.1 形 態
  3.1.1 顎体部
  3.1.2 胴体部
  3.1.3 内部形態
 3.2 感覚器
  3.2.1 毛
  3.2.2 ハーラー器官
  3.2.3 眼
 3.3 フェロモン
  3.3.1 集合拘束フェロモン
  3.3.2 集合-誘引-付着フェロモン
  3.3.3 性フェロモン
 3.4 神経系
 3.5 呼吸器系
 3.6 吸血生理
  3.6.1 吸血行動
  3.6.2 唾液腺の構造と役割
  3.6.3 唾液物質の機能と分子
 3.7 血液消化
  3.7.1 中腸―血液の貯留と消化を両立する器官
  3.7.2 中腸の形態学
  3.7.3 ヘムの利用と無毒化
  3.7.4 血液消化に関与するおもな分子
 ●コラム2 酸化ストレスに関する話題
 3.8 排泄・体内水分調節
  3.8.1 マルピーギ管
  3.8.2 後 腸
 3.9 循環系
 3.10 脂肪体
  3.10.1 脂肪体の形態
  3.10.2 脂肪体を構成する細胞
  3.10.3 脂肪体の機能(未吸血期)
  3.10.4 脂肪体の機能(吸血後)
 3.11 生殖器
  3.11.1 雌性生殖器
  3.11.2 雄性生殖器
 3.12 卵形成・産卵・胚発生
  3.12.1 卵形成
  3.12.2 産 卵
  3.12.3 胚発生
 3.13 共生菌
  3.13.1 コクシエラ様共生菌(CLEs)
  3.13.2 フランシセラ様共生菌(FLEs)
  3.13.3 リケッチア様共生菌(RLEs)
 ●コラム3 デザインとファッションで伝える感染症対策

第4章 生活史
 4.1 生活史
  4.1.1 3宿主性
  4.1.2 1宿主性
  4.1.3 生活史の進化
 4.2 宿主探索と吸血行動
  4.2.1 宿主探索行動
  4.2.2 吸血行動
 ●コラム4 マダニ採集法
 4.3 ホルモンによる脱皮・卵形成の制御
  4.3.1 エクジステロイドの合成
  4.3.2 未成熟期の脱皮過程におけるエクジステロイドの生理作用
  4.3.3 雌成虫におけるエクジステロイドの生理作用
 4.4 繁 殖
 4.5 休眠・越冬
  4.5.1 宿主に付着・吸血した状態での越冬
  4.5.2 冬 眠
 4.6 季節消長
 4.7 寿 命
 ●コラム5 地球温暖化とマダニ

第5章 マダニによる被害
 5.1 直接的な被害
 5.2 間接的な被害
  5.2.1 総 論
  5.2.2 原虫媒介の仕組み
 5.3 マダニ媒介性病原体
  5.3.1 ウイルス
  5.3.2 細 菌
  5.3.3 原 虫
 5.4 微生物に対するマダニの免疫応答
  5.4.1 微生物に対する物理的障壁と中腸組織
  5.4.2 免疫系
  5.4.3 免疫応答におけるシグナル伝達経路
 ●コラム6 エゾウイルスの発見と感染症の証明

第6章 マダニ刺症とマダニ媒介性感染症の対策
 6.1 医学におけるマダニ刺症患者の診療
  6.1.1 マダニの除去法
  6.1.2 マダニ媒介性感染症への対応など
  6.1.3 マダニ媒介性感染症の蔓延地域(西日本)でのマダニ対策と医療体制
  6.1.4 地域医療におけるマダニ刺症―栃木県足利赤十字病院における症例集積および足利市内のタカサゴキララマダニとイノシシ
 6.2 獣医学におけるマダニ対策法とマダニ媒介性感染症への対応
  6.2.1 家畜・ペットにおけるマダニ対策と感染症への対応
  6.2.2 野生動物管理におけるマダニ対策
 ●コラム7 マダニの撲滅は可能?―沖縄県八重山群島におけるオウシマダニ撲滅事業
 6.3 海外でのマダニ対策と殺ダニ剤抵抗性の問題
  6.3.1 畜産動物におけるマダニ対策の海外事情
  6.3.2 殺ダニ剤抵抗性マダニの存在
 ●コラム8 鳥がマダニを奪っていく!?

第7章 マダニ研究の現状
 7.1 ゲノム・ミトゲノム
  7.1.1 ゲノム
  7.1.2 ミトゲノム
 7.2 採集法・飼育法・実験法
  7.2.1 採集法
  7.2.2 飼育法
  7.2.3 実験法
 ●コラム9 マダニ研究に用いられる最新の技術
 7.3 国内外におけるマダニ研究動向
  7.3.1 マダニ研究のためのツール
  7.3.2 PubMed 文献数トレンドから俯瞰するマダニの研究
 ●コラム10 マダニバイオバンク

付録 マダニ分類表
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