ラノベと図鑑が融合した新感覚時代劇の第二弾!
令和の少女・七緒と幼馴染の直之が、明治維新に翻弄される元同心・信房とともに、寛政期の江戸の街にタイムスリップ。
今回の舞台は、老中・松平定信によって半ば打ち壊された蔦屋重三郎の見世「耕書堂」。
寛政の改革によって危機に瀕する江戸の大衆エンタメ。
大衆エンタメの灯火を残すべく、改革の荒波に抗う蔦屋重三郎。
蔦屋重三郎をバイトを通じて支える令和の少女たち。
葛飾北斎、滝沢馬琴、式亭三馬、山東京伝、そして幼少の柳亭種彦を巻き込んだ末に見えてきたのは、大衆エンタメ復活の狼煙!?
その狼煙に対し、老中・松平定信を筆頭とする体制側は何を思うのか。
今回は、寛政期の戯作者や絵師、作家、その卵たちと出会いながら事件を解決したり、蔦屋重三郎蔦重がそれを本に仕上げたりしながら、物語がすすみます。
寛政の改革期を超え、維新になっても、震災があっても、戦争があっても、大衆エンタメは続くよどこまでも。
◆◆◆◆◆◆
本書では、蔦屋重三郎が爪痕を残した江戸大衆エンタメ業界を中心に、寛政期に登場するさまざまな人物や文化についても、画像を交えながらわかりやすく解説します。
なので、
「この人物って、こんなコトやっていたんだ」
「この文化には、このような意味合いがあったのか!?」
「この書籍や絵って、こんなことを表しているのか!」
といった感じに、令和の少女・七緒の活躍を楽しみながら、お江戸の文化や日常生活の理解も深まります。
ラノベと図鑑が融合する新感覚時代劇『江戸でバイトやってみた。寛政期編 ―蔦重、北斎、馬琴たちと働いてみた』。
ぜひ一度手にとってみてください。