失ってばかりの灰色の人生が今、
男爵の愛に彩られていく――
住み込みで働くジョアナは好色な主人に手を出されそうになったうえ、
理不尽に給金も渡されぬまま屋敷を追い出されてしまった。
傲慢な上流階級の男性にはもう二度と関わりたくないわ!
住む場所も仕事も失った今、唯一の肉親である兄を頼るほかない。
けれど、納屋の干し草の上で夜を明かし、空腹も満たせぬまま、
疲れきった体でようやくたどり着いた先に、兄はいなかった……。
領地の管理人だった兄は解雇され、代わりにいたのは美貌の紳士ネッド。
住む家と仕事を提供してくれた親切な彼に、ジョアナは強く惹かれた――
じつは彼はただの“領地の管理人ネッド”などではなく、
男爵の称号を持つ領主、サー・エドワードとも知らずに!
サー・エドワードは、親友から買い受けた領地が荒廃している原因を探るため、領主の身分を隠して一介の管理人を装っていました。そんなときにジョアナと出逢い、正体を明かさぬまま彼女と関係を深めていきますが……。極上のリージェンシー・ロマンス!