緑茶やほうじ茶、紅茶、コーヒーなど、ふだんから飲んでいるドリンクに、身近な食材をちょい足しするだけで、健康にさまざまな薬膳効果をプラスする薬膳ドリンクのレシピ本。
薬を飲んだり、病院にいったりするほどではないけれど、体が冷えたり、食欲がなかったり、肌や胃腸の調子が気になったり。日々の小さなからだのサインがあったときに役立つ薬膳。一般的に生薬(漢方薬の材料)ばかりを使うと思われることが多いのですが、ハーブやスパイス、果物など、身近な食材も性質や特徴を知って組み合わせれば立派な薬膳になります。
本書では、ちょい足し食材として、生の野菜や果物も使うことで、より身近な楽しみ方を提案します。また、「温度で冷やさず、性質で冷やす」のが薬膳の基本ですが、近年の気候変動で猛暑が続くようになってきたため、本書ではアイスドリンクも収録。さらに、うま味が豊富な乾物を使った、スープよりもぐっとかんたんなだし茶など、さまざまなシーンで取り入れやすい飲み物を紹介。
■目次より
まいにちの飲み物で、「薬膳」のはじめの一歩を!
ちょい足し薬膳ドリンクってなに?
薬膳のきほん
気血水タイプチェック
●お茶に“ちょい足し”するだけの薬膳ドリンク
緑茶ベース
烏龍茶ベース
紅茶ベース
ルイボスティーベース
甜茶ベース
びわの葉茶ベース
はとむぎ茶+コーン茶ベース
コーヒーベース
●“ちょい足し”食材だけを組み合わせてつくる薬膳ドリンク
●“ちょい足し”でつくれる手軽な薬膳だし茶
薬膳ドリンクについてのよくある質問にお答えします!