「漢字が多い」「字が小さい」「重たい」…ワケあって本が読みにくい人がいる。発達障害、外国ルーツ、識字障害、肢体不自由、それぞれの方の声を通し「読みやすい」「わかりやすい」本の姿を描こう。
・
もくじ
・
はじめに
・
第1章 すらすら読めなくても、自分が大切にしたい「ことば」と出会うために
:読むこと・書くことに障害のある人にとっての「読書バリアフリー」 …柳家花緑さん(落語家)
・
第2章 ことばと教育のバリアで苦しむ子どもたち
:外国ルーツの子どもたちにとっての「読書バリアフリー」…サヘル・ローズさん(俳優)
・
第3章 「読みやすさ」についての感じ方は人それぞれ
:発達障害のある人にとっての「読書バリアフリー」…横道誠さん(研究者、自助グループ主宰者)
・
第4章 「手話」と「日本語」二つの世界で生きていく
:聴覚障害のある人にとっての「読書バリアフリー」…早?憲太郎さん(学習塾経営、映像作家)
・
第5章 大切な人や本との出会いが育む「自分らしさ」
:肢体不自由の人にとっての「読書バリアフリー」…佐野夢果さん(大学生)
・
第6章 目に頼らなくても「読書」はできる!
:視覚に障害のある人にとっての「読書バリアフリー」…杉田淳さん(NHK記者)
・
第7章 目のかわり、指のかわりを務める技術:ICTは読書バリアフリーの強い味方
・
おわりに
・
COLUMN
点字つきさわる絵本/音訳図書とオーディオブック/大きな文字の本/布の絵本/わかりやすい本(LLブック)/マルチメディアDAISY図書とアクセシブルな電子書籍