法務部に配属されたら、どんな1年を過ごすのか?
春。株主総会を適法に開催するため、会社法と格闘する。
夏。新経営陣の新施策に伴い、契約書を審査する。
秋。取引先の倒産危機で、債権回収に駆け回る。
冬。来期に備えて、社内規定や雇用契約を見直す。
新人の法務部員のために、法務部の春夏秋冬をストーリーを題材に紹介!
業務の詳細と必要な法律知識はしっかり解説!
法務部の仕事のイメージはこの本で掴む!
目次
第1章 法務部の1年
1 法務部の仕事 日常業務は堅実に、揉め事あれば迅速に
2 法務部の仕事の理念 「法律の地雷」を踏ませない
3 法務部員が持つべき力 法務部員は常識人であれ!
第2章 法務部の46月
1 46月の主な仕事 年度はじめ早々にやってくる繁忙期
2 新法への対応 4月は新法の施行時期
3 決算・株主総会 会社法にきちんと従う
4 取締役・取締役会 株主総会後の重要な業務
5 監査役 職務を理解し協力する
6 株式 出資者は権利を持っている
7 新入社員研修 会社に慣れた頃に注意喚起を
第3章 法務部の79月
1 79月の主な仕事 新経営陣は法務部に何を求めるか
2 契約審査 後で揉めないための約束をしておく
3 情報管理 他社の漏洩事例を反面教師にする
4 異常事態対応 自然災害や不祥事が起きたら
第4章 法務部の1012月
1 1012月の主な仕事 取引先の倒産に要注意
2 ハラスメント 法務部は通報の受付窓口
3 コンプライアンス 不正の原因究明と再発防止の徹底を
4 債権管理・回収 貸倒れは年末に起きる
5 裁判対応 クレームが訴訟に発展することもある
第5章 法務部の13月
1 13月の主な仕事 来年度を見据えて動き出す
2 規程類の見直し 来期に備えた再チェック
3 新規ビジネス 春からの業務拡大に潜むリスク
4 企業買収 企業買収すべきか否かを精査する
5 雇用契約と労務管理 雇用契約の締結は必須