「建物」「人」「ルール」
三つの「老い」があなたのマンションを待ち受ける!?
◆マンションが抱える三つの「老い」、つまり「建物の老朽化(建物の老い)」「住む人の高齢化(人の老い)」「管理等に関するルールの時代や環境への不適合(ルールの老い)」について原因の分析や解決方法を整理し検討する。
◆その上で、マンション標準管理規約の2016年の改正の内容を踏まえて、これら三つの老いに対応する部分を検討し、現在進められている区分所有法の改正議論について検討を加える。
【主要目次】
第1章 マンションの「老い」がもたらす問題
1 マンションの三つの「老い」
2 建物の「老い」がもたらす問題
3 人の「老い」がもたらす問題
4 ルールの「老い」がもたらす問題
第2章 マンション標準管理規約の改正
1 マンション標準管理規約の改正の意義と経緯
2 マンション標準管理規約の2016年の改正の概要
3 建物の老いに対応するルールの改正
4 人の老いに対応するルールの改正
5 ルールの老いに対応するルールの改正
6 その後の改正
第3章 区分所有法の改正案
1 はじめに:マンションをめぐる幾つもの法律
2 区分所有建物の管理の円滑化
3 区分所有建物の再生の円滑化を図る方策
【資料1】関連条文
①:民法(抜粋)
②:区分所有法(抜粋)
③:再建特別措置法(抜粋)
④:マンション建替え円滑化法(抜粋)
⑤:民事執行法(抜粋)
⑥:高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(抜粋)
【資料2】残置物の処理等に関するモデル契約条項
【資料3】マンション標準管理規約(令和6年6月7日改正
(抜粋版))