おたがいをおもいやれば、みんながうれしいきもちになるよ!おもいやりのある行動をとるためには、相手の気持ちを想像することが大切です。家族みんなで、おもいやりについて考えてみませんか?かぞく、友だち、みんな―おもいやりのある行動を、3つの章にわけて紹介!
【おうちの方へ】
お子さんを、おもいやりのあるやさしい人に育てたい。
親ならだれもがもつ願いではないでしょうか。
でも、それを教えるとなると、
なかなか簡単なことではないように思われます。
人に対して「おもいやり」の心をもつには、相手の気持ちを想像したり、
その場の状況がどう変わっていくかを予想したりする必要があります。
また、自分が落ち込んでいると、他人をおもいやる余裕がなくなるので、
元気な心をもっていることも大切です。
この絵本では、「かぞく」「友だち」「みんな」の3 章に分けて、
いろいろな人とのかかわりや、いろいろな場面を想定し、
どんなときに、どんな心の動きがあるのかをわかりやすく示しています。
お子さんといっしょに、目には見えないおもいやりが生まれていく
プロセスを見ながら、たくさん話をしてみてください。
それがきっと、おもいやりを発揮するために必要な、
「想像力」や「観察力」「気づきの力」を養うことにつながるはずです。