増補改訂版へのまえがき
第一版へのまえがき
序 章 必然性小史――アリストテレスからフレーゲまで
アリストテレス――本質と形而上学的必然性
認識論的転回――必然性から確実性へ
カントとミル
フレーゲ――プラトニストとしての
第一部 分析的真理と言語的必然性
第1章 論理実証主義の言語哲学
1・1 運動としての論理実証主義
1・2 ウィトゲンシュタインと論理実証主義
1・3 意味と検証
第2章 規約による真理
2・1 必然性の源泉としての規約
2・2 数学的真理は規約によって真であるか
2・3 論理的真理は規約によって真であるか
第3章 分析性の退位――「経験主義のふたつのドグマ」
3・1 「意味の物化」と同義性
3・2 分析性と同義性
3・3 還元主義とア・プリオリ
3・4 維持しえない二元論:言語的要因と事実的要因
3・5 全体論的言語観
第一部への文献案内
補 註
後記 二〇二三年
1 論理実証主義の再評価
2 論理実証主義と経験主義
3 分析性、必然性、ア・プリオリ性
4 分析哲学と自然主義
索 引