- 発売日:2007/02/21
- 出版社:勁草書房
- ISBN:9784326199167
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自己欺瞞と自己犠牲
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商品説明
非合理性が日常にもたらすつまずきやほころびを丹念に解きほぐし、私たちの行為を新しい観点から捉える一風変わった哲学入門。
自分の過ちを認めたくないあまりに過ちはないと信じこむ「自己欺瞞」、自分ではなく他人にとってよいことを最終的な目的として行為する「自己犠牲」。いずれも、自分自身のことであってもうまく説明のできない非合理的な事態である。この謎めいた事態を論理学を使って明確に語りなおし、私たちの「合理性」と「非合理性」の実際に迫る。
目次
はじめに
第I部 自己欺瞞
第一章 自己を欺くとはどのようなことを言うのか
1 自己欺瞞の構成要素
2 矛盾する信念は共存可能かという問題
3 自己を欺くことは行為であるかという問題
第二章 信念の論理と高階の自己欺瞞
1 信念の論理
2 モンテーニュ=ヒンティッカ型の自己欺瞞
3 フロイト=デイヴィドソン型の自己欺瞞
4 高階の自己欺瞞
第II部 自己犠牲
第三章 自己犠牲的行為ははたして可能か
1 マザー・テレサのパラドックス
2 人はかならず自分にとってよいと思うことをしようとする
3 利他的行為と利己的行為
4 真に自己犠牲的な行為はどうすれば可能なのか
第四章 決断の不可能性に関するいくぶん形式的なスケッチ
1 「よりよい」と「同じぐらいによい」
2 推移性と反射性
3 比較可能性と合理性の原理
4 弱順序と擬順序
5 作品を完成させられない芸術家の話――よりよい選択肢がいくらでもある場合
6 循環とジレンマ
7 ビュリダンのロバの話――同じぐらいによい選択肢が複数ある場合
第五章 価値の分裂と理由のない決断、そして自己犠牲
1 ジレンマと価値の分裂
2 単一の尺度における比較不可能性
3 別の機会における埋め合わせ可能性
4 理由のない「決断」
5 「私」的なものと「公」的なもの
6 「私」的なものと「われわれ」的なもの
第六章 共同行為という観点
1 二種類の一人称
2 メレオロジー
3 行為の部分と全体
4 行為者の部分と全体
5 いつ共同行為か――アンスコム規準の共同行為バージョン
6 「われわれ」の実践的推論
7 唯名論と説明的全体論
第七章 どうすれば合理的に自己を犠牲にできるのか
1 「われわれ」の合理性
2 自己犠牲の新たな定義
3 IカードとWカード
4 ジレンマ、遍在性、および相対性
第八章 自己犠牲に共同性はほんとうに必要か
1 自己犠牲は崇高か、癒すべき病いか
2 あらゆる自己犠牲が共同行為を前提とするのか
注
あとがき
文献
索引
第I部 自己欺瞞
第一章 自己を欺くとはどのようなことを言うのか
1 自己欺瞞の構成要素
2 矛盾する信念は共存可能かという問題
3 自己を欺くことは行為であるかという問題
第二章 信念の論理と高階の自己欺瞞
1 信念の論理
2 モンテーニュ=ヒンティッカ型の自己欺瞞
3 フロイト=デイヴィドソン型の自己欺瞞
4 高階の自己欺瞞
第II部 自己犠牲
第三章 自己犠牲的行為ははたして可能か
1 マザー・テレサのパラドックス
2 人はかならず自分にとってよいと思うことをしようとする
3 利他的行為と利己的行為
4 真に自己犠牲的な行為はどうすれば可能なのか
第四章 決断の不可能性に関するいくぶん形式的なスケッチ
1 「よりよい」と「同じぐらいによい」
2 推移性と反射性
3 比較可能性と合理性の原理
4 弱順序と擬順序
5 作品を完成させられない芸術家の話――よりよい選択肢がいくらでもある場合
6 循環とジレンマ
7 ビュリダンのロバの話――同じぐらいによい選択肢が複数ある場合
第五章 価値の分裂と理由のない決断、そして自己犠牲
1 ジレンマと価値の分裂
2 単一の尺度における比較不可能性
3 別の機会における埋め合わせ可能性
4 理由のない「決断」
5 「私」的なものと「公」的なもの
6 「私」的なものと「われわれ」的なもの
第六章 共同行為という観点
1 二種類の一人称
2 メレオロジー
3 行為の部分と全体
4 行為者の部分と全体
5 いつ共同行為か――アンスコム規準の共同行為バージョン
6 「われわれ」の実践的推論
7 唯名論と説明的全体論
第七章 どうすれば合理的に自己を犠牲にできるのか
1 「われわれ」の合理性
2 自己犠牲の新たな定義
3 IカードとWカード
4 ジレンマ、遍在性、および相対性
第八章 自己犠牲に共同性はほんとうに必要か
1 自己犠牲は崇高か、癒すべき病いか
2 あらゆる自己犠牲が共同行為を前提とするのか
注
あとがき
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