まえがき
イントロダクション
第1章 主語の設定
ステップ1 ほかの主語候補を探す
1-A 「は」や「が」の磁力
1-B SVO言語とSOV言語
1-C 誰が主人公かを考える
1-D 焦点を絞る
ステップ2 無生物主語で発想転換
2-A 条件:「~すると」「~すれば」「~のとき」
2-B 理由・原因1:「~ので」「~ために」
2-C 理由・原因2:「~ので」「~すると」
2―D 無生物主語=日時
2-E 丁寧表現としての無生物主語
第2章 受動態を能動態に
ステップ1 受動態を能動態に
1-A 日本語の受動態≠英語の受動態
1-B 「頭でっかち」を避ける
1-C お堅い文書も受動態を減らす
1-D 受動態が有益な場合
ステップ2 it構文やthere構文を能動態の文に
2-A 仮主語itをトピックの主語に
2-B 「真」の主語を見つける
2―C 強調構文では「強調」できない?
2-D 「ある・いる」≠there + be
2-E there構文が適切な場合
第3章 強い動詞を選ぶ
ステップ1 弱い動詞を見つける
1-A 名詞や形容詞から動詞を探す
1-B 広義の動詞は続く名詞に注目
1-C 名詞をそのまま動詞で使う
1-D 名詞化の弊害
ステップ2 強い動詞を使う
2-A 動詞に含まれる要素
2-B 副詞でなく「強い動詞」を
2-C 強い動詞を見つける
2-D 言葉の燃費を上げる
2-E 接頭語の付いた動詞に注目
第4章 短く洗練された表現
ステップ1 余計な語句を減らす
1-A 前置詞を減らし、冠詞も減らす
1-B ダブリ表現をなくす
1-C 接続詞や関係詞を減らす
ステップ2 簡潔な表現で言い換える
2-A 文修飾の副詞に言い換える
2-B 同じ語の繰り返し(repetition)を減らす
2-C 言い換えのテクニック
第5章 要素を効果的に並べる
ステップ1 情報の新旧を見極める
1-A Given→Newの情報提示
ステップ2 Given→Newから主語を選ぶ
2-A Givenをトピック(主語)に
2-B Given→Newで文を分ける
2-C Given→Newと受動態・つなぎ言葉
2-D Given→Newと倒置
第6章 具体的に書く
ステップ1 表現の具体化と数値化
1-A 具体的な名詞を選ぶ
1-B 具体的な動詞を選ぶ
1-C 数値化する
ステップ2 情報・論理を明確にする
2-A 5W1H
2-B 根拠を示す
2-C ロジックを明快に
第7章 肯定的に書く
ステップ1 否定語を使わないテクニック
1-A 反意語でnotを避ける
1-B 表現を裏返して肯定に
1-C 二重否定を肯定に
1-D onlyを使って肯定に
ステップ2 肯定表現で伝わりやすく
2-A 指示文も肯定に
2-B 否定的なイメージのある語を避ける
2-C 無生物主語で肯定文に
Column
1 曖昧なitを避ける
2 自動詞の活用
3 被害の受身
4 動詞は英語の擬音語・擬態語
5 英語の語源とニュアンスの異なる同義語
6 適切な1文の語数
7 外国語の表記
8 言い換えの実例
9 「パラレルなスタイル」とは?
10 つなぎ言葉
11 「以上」と「以下」
12 肯定的な連想を生む単語、否定的な連想を生む単語
英文校閲者のことば
謝辞
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