珠玉の英国文芸で学ぶ英文解釈
モーム、グリーン、オーウェル、トインビー、ハクスリー、ラッセルなど、珠玉のイギリス文芸を素材にした、英文読解の参考書。定評があり、ファンも多い。さらに、20世紀前半の英国文学・思想を知るアンソロジーとしても評価が高い。
「英語を学ぶと共に西洋文明について知ることが出来る優れた参考書。
一段高い英語力をつけたい人の必読書。」
―― 佐藤 優 氏(作家・元外務省主任分析官)推薦
※本書は文建書房より1959年に刊行された『英文をいかに読むか』を新装復刊したものである。
<目次>
第一編 総論 英文解釈の心ぐみ
第二編 演習 諸作家の文章
第三編 作品研究 "Doodles in the Dictionary" by Aldus Huxley
<著者紹介>
朱牟田夏雄(しゅむた なつお)
日本の英文学者。東京大学名誉教授。18世紀英国文学を中心に精力的に翻訳を行い、1967年、ローレンス・スターンの『トリストラム・シャンディ』の翻訳で読売文学賞受賞、1978年、ジョージ・メレディスの『エゴイスト』の訳業で日本翻訳文化賞を受賞した。サマセット・モームの研究紹介にも、中野好夫と共に大きな役割を果たした。