3月3日のひなまつり(桃の節句)は、女の子の成長と幸せを祝う日です。きりちゃんの家ではおひなさまを飾って、おばあちゃんが特製の「ひなちらし」を作ってくれます。
きりちゃんはおばあちゃんのお手伝いをしながら、ひなまつりの由来や、ちらしずしや潮汁(うしおじる)、ひしもち、ひなあられなど、ひなまつりの行事食に込められた意味を教えてもらいました。潮汁にはどうして蛤(はまぐり)を使うの? ひしもちはどうしてピンク、白、緑の三色なの?
おばあちゃんといっしょに行事食を作る絵本シリーズの第5弾。巻末に、料理研究家・堀江ひろ子先生によるひなちらしのレシピが付いています。
【編集者コメント】
れんこんは「先を見通す」、えびは「長寿」など、行事食の食材には、幸せを願う心が込められています。行事食を家族でいっしょに作りながら、そこに込められた願いも、子どもたちに伝えてみませんか。この絵本をお子様と一緒に読むことで、手軽に行事の由来と行事食の作り方を伝えることができます。