「癖のない人間はいない、癖に手足がついたのが人間だ」。本書は、人間を100種に分類。現在では見かけにくくなった職業的人間にはじまり、「口先で物を言う人」「責任を避ける人」「むやみに事を引き受ける人」「知らずに知ったふりをする人」「とかく口数の多い人」「むやみやたらに笑う人」「金持ちの真似をしたがる人」「むやみに事を気にする人」「調子に乗って物を言う人」など、今でもまわりを見渡せば「これはあの人だ」と納得できるものも多い。昔の人びとも現代人と同じように滑稽で、同じような悲哀をかかえていた。それを見つめる著者の目にはユーモアが光っている。自己啓発本の先駆けとなった大正時代の大ベストセラーを新字・新仮名で復刊。