“美しい死”を目の当たりにした、あるお医者さんの記録
「医者と住民は運命共同体」と言われるほどに、与論島の生命線を担い続けた約30年。
島の伝統文化の中で暮らし、家族と共にケアし、患者の自宅で最期を看取る。
コミュニティーの一員として過ごした時間から編み出した、人生そのものを癒す医療とは。
各地で受け継がれる風土・文化を改めて紐解くことで、自身の人生観を考え直してみたいと思えてくる。
このような自身の背景をも汲み取った医療をする医師こそ総合診療医である。(中略)
医師としての人生もあり、与論を離れたあとの自身の生活も含めた在り方も考えさせられる。
医師をめざす学生・研修医・専攻医の皆さんにとって、なりたい医師像を思い描く大きなサポートになるのではと思う。(堺市立総合医療センター・救急総合診療科 北村 大)
はじめに
第一章 南の島で
第二章 人生の終わりを迎える場所
第三章 人に寄り添う医療を目指して
第四章 医師として人として
終章 おわりに
解説