• 発売日:2025/12/09
  • 出版社:幻冬舎
  • ISBN:9784344694071

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我が子の命を奪うB型肝炎

我が子の命を奪うB型肝炎

通常価格 990 円(税込)
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商品説明
中高生の子どもがいる親に必ず知ってほしい!

一度感染すると生涯つきまとう、B型肝炎ウイルスの脅威

昨日まで元気だった我が子が突然高熱を出して、みるみるうちに容体が悪化、そのまま短時間で命を落とす――B型肝炎はある日突然、子どもの命を脅かすことがある病気です。
2016年にワクチンが定期接種化されてからは、生まれた赤ちゃんの多くは予防接種を受けています。そのため、現代の親世代にとっては「名前は聞いたことはあるけれど、身近に感じにくい病気」になりつつあります。一方で、2016年より前に生まれた子どもたちは、自費で希望しない限りワクチンを接種していない可能性が高いのです。

著者は、小児科医として長らく臨床の最前線に立ち、とりわけNICUでの診療を通じて新生児医療や肝炎治療に関する知見を深めてきました。さらに肝臓専門医として、肝炎ウイルスの研究にも携わり、その成果を日々の診療に活かしながら治療に向き合ってきました。
そうしたなかで、B型肝炎が劇症化し命を落としかけた子どもの治療に当たった経験は、感染症の恐ろしさと、社会全体に危機感が欠如している現状を痛感する出来事になり、著者がワクチン接種の重要性を強く訴え続ける原点にもなりました。
B型肝炎は治癒が見込めない病気であり、ウイルスのキャリアになった場合、生涯治療を続けなければなりません。本書では、B型肝炎の基礎知識や感染経路、潜む危険性を分かりやすく説明しています。また、ワクチンの有効性や副反応への正しい理解、さらに家庭でできる感染予防の工夫まで、日常に役立つ知識を具体的に解説していきます。
身近に潜むリスクを正しく理解し、わが子を守る行動へつなげる――その小さな一歩を力強く後押しします。
目次
はじめに

[第1章]親なら必ず知っておきたい
我が子の命を奪うB型肝炎ウイルスの脅威
突然、我が子に命の危機が迫る――B型肝炎ウイルスの脅威
沈黙の臓器をじわじわと蝕むB型肝炎ウイルス
HIVの50〜100倍の感染力――
自身が感染に気づかないまま周囲に感染させてしまう
肝がん・肝硬変・劇症肝炎――B型肝炎が招く恐ろしい病気
キャリアが直面する偏見と正しい理解の必要性

[第2章]無意識のうちに感染し、進行する――
子どもたちを襲うB型肝炎の感染経路
母子感染はどのように起こるのか〜母親がウイルスキャリアの場合の感染リスク〜
妊婦の血液検査と適切な処置で母子感染は防げる
妊婦健診を受けていない妊婦におけるリスク
何気ない日常に潜む危険――共有物がもたらす感染
無防備な乳幼児を襲った保育園での集団感染
子どもを預かる場で行うべき対策
スポーツの熱気の裏に潜む感染リスク
ファッションの代償――タトゥーから感染するB型肝炎
親密な関係が感染のリスクに――思春期以降に高まる感染リスク
性的多様性とともに拡大する感染経路
国際化がもたらす新たな感染リスク

[第3章]一度感染すると生涯つきまとう
B型肝炎ウイルスが引き起こすさまざまな病
急性肝炎
慢性肝炎
劇症肝炎
肝硬変
肝がん

[第4章]沈黙のウイルスから我が子を守る
唯一の感染予防となるワクチンの有効性
B型肝炎ワクチンがもたらす確かな効果・ワクチン接種の流れと適切なタイミング
副反応と感染リスクの正しい向き合い方
家族を守るための感染予防の基本
定期接種を受けられなかった子どもたちが思春期になる前に
親から子へ伝える予防の重要性
定期接種に至るまでの軌跡
B型肝炎にも型がある
抑えられたウイルスが再び動きだす(再活性化)

[第5章]一人ひとりの正しい選択が次世代の健康を守る
予防接種の普及がもたらす社会的価値
ワクチンクーポンを活用した予防の実践
接種の普及と正しい情報を広める取り組み
自ら考え選択する予防の重要性

おわりに
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