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  • 発売日:2024/09/24
  • 出版社:幻冬舎
  • ISBN:9784344948297

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患者・病院・地域で奏でる 精神科医療アンサンブル

患者・病院・地域で奏でる 精神科医療アンサンブル

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商品説明
地域とともに歩む精神医療の新たなかたち
病院、患者、地域が一体となって取り組む新しい精神医療が、心の回復と社会復帰を後押しする

精神疾患は5大疾病(がん、精神疾患、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病)の一つに数えられ、日本では5つの疾病のうち患者数が最も多くなっています。しかし、日本の精神科医療は欧米を中心とする先進国に比べ、遅れているといわざるを得ません。
厚生労働省の調査によると、日本の精神科における平均在院日数は276.7日と、欧米の先進国の約10倍にも及びます。抗精神病薬の発達によって、患者を長期間入院させず外来で治療できるケースが増えてきたにもかかわらず、平均在院日数は依然として長いままなのです。こうなってしまう理由の一つに「精神科患者は収容する」という考えが日本の精神医療界に根強く残っている点が挙げられます。
著者は、こうした「長期入院ありき」の方針は患者と一般社会との関わりを希薄化させてしまい、それが退院後の社会への適応を妨げる要因になっているといいます。
大学で精神科を学んだのちドイツへと留学した著者は、現地の病院で抗精神病薬だけに頼らず、患者への細やかなケアや芸術療法などによって日本よりもはるかに短い期間で患者が退院していくのを目の当たりにしました。著者はこの時の経験から、日本でも薬で症状を抑え込むのではなく患者の心をケアしていく芸術治療や、社会復帰を意識した早期退院を目指す治療を提供することを決意しました。
帰国後、幾つかの病院で経験を積んだ著者は、2014年から理事長を務める病院で、留学中に学んだ芸術療法を取り入れ、コンサートなどの文化活動を定期的に開催しています。このコンサートは地域住民にも開放されており、患者と地域住民がともに参加できるイベントとして、病院・患者と地域社会との橋渡しの役割も果たしています。
こうした取り組みが実を結び、著者の病院では日本の精神科の平均在院日数276.7日を大きく下回り、慢性期の患者も含めて平均約168日で退院させることができているといいます。
本書では、長期収容が当たり前になっている日本の精神医療の問題点を明らかにし、そこからの脱却を目指す著者の取り組みを紹介しています。医療従事者にとっては新たな治療の指針となり、患者やその家族にとっては退院後の社会復帰への希望をもたらしてくれる1冊となっています。
目次
はじめに

第1章 平均在院日数は世界と比べて約10倍長い 医療の進歩が反映されない日本の精神科医療
精神科入院患者がなかなか退院できない国・日本
精神科における救急医療体制の対応
医師不足が招く治療の質の低下
ベッドの稼働率に依存する病院経営
退院しても受け入れ先のない患者たち

第2章 医師や看護師、作業療法士などの多職種連携で実現する 精神科医療のあるべき姿
精神科に必要なのは多職種連携によるチーム医療体制
精神科のチーム医療に欠かせない医療スタッフ
少ないスタッフによる精神科医療の弊害
「信用されていない」日本の精神科医
パターナリズムからコミュニケーション重視の精神科医療体制へ
精神科におけるチーム医療でカギとなるコミュニケーション
多職種連携が可能にする患者への総合的なアプローチ
精神科病院の経営構造
医療の目的は患者を社会に戻すこと
患者の受け皿としての地域づくり

第3章 医師は指揮者、医療スタッフは楽団員 オーケストラのようなチーム医療で早期社会復帰を実現する
入院早期からのリハビリテーションが早期退院に結びつく
医療スタッフが患者一人ひとりに向き合うために
良いコミュニケーションが良い治療に結びつく
オーケストラに例えられる多職種コミュニケーション
多職種間の情報交換が治療効果を上げる
すべての部署が情報交換することで得られる気付き
食事、栄養面からのアプローチ
患者を巻き込む食堂での役割分担
おいしい食事は心身の健康に働きかける
患者と医療スタッフの交流の場
看護申し送り後の「気づきの会」
患者・スタッフ間のコミュニケーションを促進する「杜のモーニング・ミーティング(MMミーティング)」
「気づきの会」と「MMミーティング」によるスタッフの成長
社会復帰を目指した統合失調症治療プログラムのあり方
IPS(Individual Placement and Support)志向型就労支援システムの構築
オーケストラに加わる新人の研修報告書

第4章 芸術がもつエネルギーがエントロピーの増大を抑制する 芸術療法で患者の心に楽しい感情を芽生えさせ症状を緩和する
精神障害はエントロピーが増大した状態
7Csとは――私たちの病院の学習・行動の指針
7Csを活かしたカンファレンスと気づきの場
心のエネルギーの宝庫である芸術がエントロピーを減らす
病院前の庭を活用した「ニハビリ」
杜のマルシェ
患者・スタッフと一般市民が参加するコンサート
芸術がもたらす患者への効果

第5章 精神病患者が当たり前に生きがいをもてる社会へ―― 地域社会と患者との調和を生み出す精神科病院を目指す
慢性期病棟に入院している患者と社会生活に向けての工夫―「このままでいい」という患者たちに目を向ける―
患者の幸せとは何か
患者が戻りたくなる地域社会をつくる
当たり前に誰もが来院できる場としての精神科病院

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