「なんちゃってテレワーク」に終止符を!
テレワーク導入の第一人者が示す、
真に機能するテレワーク環境を構築する方法とは?
2020年のコロナ禍以降、多くの企業がテレワークの導入を推し進めてきました。その結果、企業の生産性向上や従業員のワークライフバランス改善につながった一方で、社員教育やコミュニケーションの不足、勤怠管理の難しさといった問題も浮き彫りとなりました。
日本初のテレワーク専門コンサルティング会社を設立し、30年近くにわたり企業への導入を支援してきた著者は、こうした問題の背景には、コロナ禍によって多くの企業が十分な準備を整えないままツール頼みのテレワークを緊急避難的に導入せざるを得なかった事情があると指摘しています。そして、この問題を解決するには単にツールを導入するだけでなく、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)のデジタル化やバーチャルオフィスの活用など、「一緒に仕事をすること」を重視する日本の企業文化に適した「日本型テレワーク」を確立する必要があると訴えています。
こうした著者の考えとノウハウをまとめた前著『テレワーク本質論』は、単なる業務効率化の指南書にとどまらずテレワークの本質的な価値とその可能性を深く掘り下げた一冊として、会社経営者や人事担当者から大きな反響を得ました。
前著から3年が経ち、コロナによる混乱は収束へと向かっていますが、依然として多くの企業がテレワークの活用を続けています。さらに2025年4月からの改正育児・介護休業法の施行により、子育てや介護中の従業員に対するテレワーク環境の整備が努力義務になるなど、企業にはより一層の対応が求められることになりました。
本書では前著に引き続き、企業がテレワーク導入時に直面する課題とその具体的な解決策を著者の長年にわたる知見を通して解説しています。さら最新の関連法やテレワークツールの解説など新たに加えられた情報も盛りだくさんです。
企業経営者だけでなく、テレワークの導入・改善を担当する実務者にとっても参考になる一冊です。
※本書は2022年1月発行の「テレワーク本質論」の内容を、2025年3月時点の法律など最新の動向を踏まえて加筆・修正した改訂版です。