まえがき
第1章 理性の中の「個人」と「宇宙」と「社会」
1 心は、感覚と、「ことば」で動く
2 「ことば」が「理性」である
3 「ことば」に騙される
4 主語の人称により相違する言語
5 3人称の世界
6 「数える」ことと「説明する」こと
7 1人称2人称単数の世界と、1人称複数の世界
8 一対一の問答の道
9 共同的真理の欺瞞的説得
10 「道具」認識の尺度
11 1人称と2人称単数の世界の真理は主体の真理
12 主体の真理の探究
第2章 ことばの社会性と欺瞞性
1 ソクラテスのように考える
2 哲学と科学の識別課題
3 「知覚」の発見
4 知覚の原理性
5 1人称単数の知覚から3人称の普遍認識の構成
6 「わたしの真理」と「わたしたちの真理」
7 「わたしたちの真理」の真理性と「わたしの知覚」
第3章 「わたしの世界」を見つける
1 「わたしの世界」の独立性
2 「わたしの世界」の孤独
3 「わたしの世界」の確実性
4 「わたしの世界」の見つけ方
5 「わたし」の世界の視点
6 科学世界の変革を起こす私的性格
7 他者の「ことば」(ロゴス)
8 「わたし」の「無」
9 「わたし」による世界の知覚
10 懐疑と「わたし」の自覚
11 哲学と科学の根拠となる「わたしの知覚」
12 「自由意志」と呼ばれる欲求
第4章 ソクラテスの「わたしたちの世界」
1 「ソクラテスのように」考える
2 ソクラテスが起訴された原因
3 直接知覚にもとづく教育
4 身近なものの善
5 神の存在
6 ソクラテスと神
7 正しい者であるために
8 純粋理性がもつ永遠的真理
9 死を知らずに生きる理性
10 殺すことと殺されること
11 証明を補完する実体験
12 自分の命に神との一致を見る
あとがき