まえがき
1 錦糸町の巫女さん――おばさまの神女
2 礒山雅君――「研究」の引力
3 望月登美子さん――文(le style)はひとなり
4 「戦後派」群像――強いられた自由を生きた人たち
5 秋山慎三先生――中学教師の「本意」
6 ハインツ・ペッツォルト(Heinz Paetzolt)――やさしきさすらいびと
7 高取秀彰さん――ザ・レアリスト
8 大悟法家の人びと――生活歌人の一家とバルザック風マント
9 恒川隆男さん――言語を奏でる
10 リュシアン・ペルネ(Lucien Pernée)――秀才の失意
11 木幡順三さん――求道としての美学
12 掘越弘毅さん――先端的科学者の「いい顔」
13 竹田篤司さん――伝記の理由
14 川野洋さん――村八分を乗り越えた飄然たる大人(たいじん)
15 姉の青春、兄の青春――戦中を生きた若者たち
付録 文学としての肖像
1 「肖像」と“portrait”/2 肖像文学の源流/3 『百科全書』とレトリック/4 J・グルニエの『ジャン・ジオノの肖像』/5 文学的「肖像」の特性
あとがき