ウクライナに侵攻したことにより西側諸国と対立し、脅威をもたらす国というイメージがつきまとうロシア。しかしながら、画一的な見方だけではロシアという国の本質を理解することはできません。本書では政治・軍事的な対立から一歩引いた客観的な視点で、地理、文化、産業、歴史、ロシアの人々の生活や暮らしについて地図と図解でわかりやすく紹介し、ロシアのありのままの日常を知ることができます。
●ロシアの基礎知識
・冗談でなくなってしまった“おそロシア”
・私たちが知らなかったロシアの人種
・巻き起こるスラブ民族主義の正体
・ロシアの地理、広大な国土の内訳
●政治
強い大統領制と憲法・政治・選挙・地方自治
●宗教
ロシア正教とは何か?
●資源と経済
化石燃料、林業、穀倉地帯、漁業
●外交
どの国と仲良し!? 社会主義と反米の紡いだ縁
●対日関係
日露戦争、社会主義思想、第二次世界大戦
●ロシアのカルチャー
料理:シチーをはじめとした国民食・家庭の味
酒:ウォッカをめぐる真実と誤解
必需品:湯沸し器サモワールから国産車まで
年間スケジュール:お祭り、伝統行事、国民の休日
メディア:新聞・テレビ・ネットの流行
そのほか:民話、文学、クラシック音楽・バレエ、映画、世界遺産
【監修者】服部倫卓
1964年静岡県生まれ。東京外国語大学外国語学部ロシヤ語学科卒業。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程(歴史地域文化学専攻・スラブ社会文化論)修了(学術博士)。1998年から3年間、在ベラルーシ共和国日本国大使館専門調査員、2020年4月に一般社団法人ロシアNIS貿易会・ロシアNIS経済研究所所長。2022年10月から北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター教授。趣味は音楽鑑賞、サッカー観戦など。