生きている間は、なくなることはないと思える「悩み」。
職場の人間関係、仕事やお金の不安、家族・自分の健康や介護についてなど、さまざまな悩みの種があるものです。
気がつけばいつも、答えの出ない悩みについて繰り返し考えてしまったり、そのことしか考えられなくなってしまったり……。
また『悩み』は次々とやってくるので、いつまで戦い続ければいいのかと消耗してしまうこともあります。
「インド哲学」と聞いても、多くの人は「どんな哲学なの?」と疑問を浮かべると思いますが、
あえてすごく簡単に言うと
「インド哲学=心を分析する哲学」です。
悩みも不安も苦しみも、どれも自分の「心」から生まれます。
「心」は世界を知るための道具のようなものですが、その大切なものが制御できず、自分に対して刃を向けてくることがあります。
本書はそんな「心」や「悩み」の正体を知り、どうしたら悩みが消えていくのか、
心穏やかに過ごせるのか、「心を分析する」インド哲学を通じて、やさしく学んでいく入門書です。
広い世界の知恵や、思いがけない言葉、毎日やってみたい「習慣」など、
自分自身のためにヒントを探している人へのメッセージが満載の1冊。