繊細な技術が必要な磁器づくりは、陶芸経験者、陶芸の指導者のなかでも、少しハードルが高いと感じられることが多いようです。そんな磁器づくりについて、本書ではきほんから丁寧に解説します。
土の練り方からはじまり、材料、成型、絵付け、焼成まで、数々の作品を通して紹介します。
練りや造形の加工、着彩など、細かな技法も豊富な写真とともに解説しています。
練りはタニシ練りを中心に、再生方法など実践的なアイデアも。成型では、塊づくり、紐づくり、それぞれの長所・短所を理解しながら、湯呑、板皿、飯椀、マグカップ、盆栽鉢から急須といった組み立てものもつくります。
装飾では、蛍手、釉象嵌、イッチン、用絵具など、様々な装飾方法を解説。著者ならではの優雅で繊細な装飾技術を細かく写真と文章で解説します。そして釉掛け、焼成まで、作品づくりの一連の作業がわかります。
入門者でもわかりやすく、細かい技術解説は上級者にとっても参考になります。磁器づくりに挑戦してみたい人、もう少し技術を磨きたい人にもおすすめの一冊です。