第Ⅰ部 精神分析とはどのような営みか
第一章 それでも、精神分析が必要な人のために──精神分析は何のためにあるのか
第二章 自分を救えるのは自分しかいない──精神分析が目指すもの
アンコール1 人はどのようにして精神分析家になるのか
第Ⅱ部 精神分析とはどのような理論か
第三章 国境を越えると世界が変わってしまうのはなぜか──想像界・象徴界・現実界について
第四章 私とはひとりの他者である──鏡像段階からシニフィアンへ
アンコール2 手紙は必ず宛先に届く
第五章 〈父〉はなぜ死んでいなければならないのか──エディプス・コンプレクスと欲望
アンコール3 エディプス・コンプレクスは、今日?
第六章 不可能なものに賭ければよいと思ったら大間違いである──現実界について
アンコール4 神経症・精神病・倒錯
終 章 すべてうまくはいかなくても──分析の終結について