【名作ミステリ新訳プロジェクト】
自分と瓜ふたつの相手に
なりすます羽目になった男の運命は……
『鳥』『レイチェル』の著者による予測なサスペンス
人生に絶望していた英国人ジョンは、旅先のフランスで自分と瓜ふたつの男ジャンに出会う。ふたりで飲んだ翌朝目覚めるとジャンの姿はなく、持ち物全てが消えていた。呆然とするジョンは、彼を主人と思い込んだ運転手に伯爵であるジャンの城に連れていかれ、ジャンになりすますことに。だがジャンの工場は経営が危うく、家庭は歪みを抱えていた。名手による予測不能なサスペンス。解説=杉江松恋