【アメリカ探偵作家クラブ賞YA部門受賞作】
アメリカの書店・図書館で絶賛の嵐!
★ニューヨーク公共図書館が選ぶベスト・ブック
★アメリカ書店協会(ABA)独立系書店が選ぶベストセラー
★シカゴ公共図書館ベストブック
★ヤングアダルト図書館サービス協会(YALSA)が選ぶベストブック
「一気読み必至、他に類を見ない本書は、宮廷の陰謀に彩られた必読のミステリ」
――ジェニファー・リン・バーンズ
(「ニューヨーク・タイムズ」ベストセラー作家)
わたしの命の恩人。
殺人者とされた師を救いたい。
悪意と陰謀うずまく宮廷で
王族の女性を診察する医女が、
謎解きに挑む清新なミステリ!
1758年、朝鮮王朝期。18歳のベクヒョンは、王族の診察を担当する医女(イニョ)になった。ある夜、彼女が医術を学んだ恵民署(ヘミンソ)で4人の女性が殺害される。事件を捜査する捕盗庁(ポドチョン)の役人は、怪しい供述をしたベクヒョンの師を犯人と断定した。ベクヒョンは捕盗庁で働く青年オジンの協力を得て、師のために独自に事件を調べはじめる。聡明な医女が謎解きに挑むアメリカ探偵作家クラブ賞受賞作。著者あとがき=ジューン・ハー/訳者あとがき=安達眞弓