今日もひとりで園庭にやってきた、帽子の男の子。なんだかみんなと一緒にあそびたいようです。
「ぼく、おなまえは?」「……にお」
「におくん。におくんも野球やる?」「うん」
野球がとっても上手な、におくん。とんで来たボールも、ジャンプしてキャッチ!
みんなで野球であそんだあとは、節分の豆まきです。
でも、におくんは豆まきと聞いて、とびだしていってしまいます。
園長先生はなぜ節分で豆をまくか、みんなに説明をしてから、こんなふうに豆をまきました。
「おにはーそとー!」
「いい、おにはーうちー!」
とぼけていながら、心づかいのある園長先生のはからいに、心あたたまる作品です。
人を仲間はずれにしないことや、節分でどうして豆をまくのか、どうして鬼は外なのかなど、行事についての知識にも自然にふれることができます。
園での行事がテーマとなった人気シリーズ「ピーマン村の絵本たち」の1冊。