Ⅰ 総論
公教育の変遷 滝川一廣(あなはクリニック)
なぜいま不登校が急増しているのか 本田由紀(東京大学大学院教育学研究科)
「不登校」という言葉が作られて 清水將之(三重県立子ども心身発達医療センター)
Ⅱ 不登校と精神科臨床
発達障害と不登校 新美妙美(信州大学医学部子どものこころの発達医学教室)
不登校といじめ 和久田学(公益社団法人子どもの発達科学研究所)
重症対人恐怖症はいま 坂田浩之(大阪樟蔭女子大学学芸学部心理学科)
摂食障害の子どもたちは不登校になるのであろうか 堀内史枝(愛媛大学大学院医学系研究科児童精神医学講座)
ギフテッドと不登校 片桐正敏(北海道教育大学旭川校)
勉強が苦手な子にとっての学校 山口 遼(国立特別支援教育総合研究所)
精神科臨床での不登校への対応 村上伸治(川崎医科大学精神科学教室)
Ⅲ 不登校と社会
不登校とマルトリートメント 杉山登志郎(福井大学子どものこころの発達研究センター)
不登校の子どもたちのための高校 篠原義省(生野学園)
学校ってさ、疲れるんだよね~。月曜日は特にだるいわ。――登校拒否(不登校)からみえる「学校病理」 大和俊広(小学校教員)
不登校のその後 牛島洋景(うしじまこころの診療所)
学校は変われるのか 平川理恵(前広島県教育長/金蘭会学園)
Ⅳ エッセイ
「不登校」との関わりを通して考えたこと 田中康雄(ミネルバ病院)
タイトル未定 品川裕香(教育ジャーナリスト)
学校との付き合い方――ある中学校の様子から 杉山智香(中学校教員)