医療安全管理者に定評あるシリーズ第4弾!
医療関係者向けに特化した、医療関係者のための解説書。
本書は、特性要因図に焦点を当てた数少ない書籍です。特性要因図とは、問題の把握および原因の究明に有用な道具です。QM・TQMの信用が下がり、本気で実践しようとする組織・個人の減少傾向がうかがえる今だからこそ、特性要因図の重要性を認識し、活用することが求められます。本書は、これまで論理的・体系的な解説があまりなされてこなかった特性要因図の正しい考え方と方法が普及・展開されることを狙いとしています。
理論だけに留まるのではなく、実際に病院の研修会で作成された事例を豊富に紹介しているため、医療関係者の方にとって取組みやすく、かつ有用な効果が期待できる内容となっております。医療に焦点を置いてはいますが、医療関係者の方だけでなく、自組織内での品質管理において積極的に特性要因図を用いておられる他業種の方々にも、普遍的にご活用いただける1冊です。
同著者によりシリーズ化された内の一冊ですので、他のシリーズ本も併せてお読みいただくことが効果的です。