日本は急速に貧しくなっています。
私はその責任の大半は過去20年に及ぶ日本政府と日銀の政策にあったと確信しています。かつて日銀総裁自身が「2年間の異例な措置」と口にしていた超低金利政策は、2年どころか10年以上続いてしまいました。漫然と「2年限定」だったはずの政策を続け、その結果、日本は昔の東南アジア諸国のような「途上国」になり果てようとしているのです。
希望はないのでしょうか?
私は「ある」と信じます。この本は、日本国民の多くが日本の現実に気が付いて、その対処に向かうための指南書です(本書「はじめに」より)。
●自民党幹事長が動かせるカネ
●途上国の発想
●噴飯物の年金財政検証
●大丈夫か? 大阪・関西万博
●知られていた自動車不正認証問題
●NHKの偏向報道 ほか