のめり込まずにいられない物理の誘惑
ぼくは、小学校・中学校・高校初級の理科教育を専門にしています。もともと中学校・高等学校の理科教師で、そのころのモットーは、「家族との食事のときに、その日の授業の話題で盛り上がるような授業をしよう」でした。
理科の授業を通して、知って得をした、知って感動した、知って心がゆたかになった、考えてわくわくした……というような気持ちを持てるといいなと思っていました。
本書は、そんなぼくのとっておきのエピソードを紹介しています。(「はじめに」より)
足を象に踏まれるのと、満員電車のハイヒールに踏まれるのではどっちが痛い?
五円玉を熱すると、穴は大きくなるか小さくなるか?
大粒の雨と小粒の雨ではどちらの落下速度が速い?
読み物とパズルの2本立てで楽しむ魅力満載。
※本書は『面白くて眠れなくなる物理』『面白くて眠れなくなる物理パズル』(PHP研究所)を再編集した書籍です。