第1章 社会調査とアート――はじめに
パラダイムの境界を押し広げる――アートベース・リサーチの歴史的背景
もう1つのパラダイムとしてのアートベース・リサーチ
本書の構成――言葉からイメージへ
第2章 ナラティブ・インクワイアリーとフィクションベース研究
背 景
ナラティブ・インクワイアリーとナラティブ・メソッド
フィクションベース研究とソーシャルフィクション
考慮すべき点
おわりに
◆『Film(フィルム)』抜粋
第3章 詩的探究
背 景
詩的探究か、研究方法としての詩か
社会調査における詩の活用
考慮すべき点
おわりに
付録3.1
◆子どもたちの詩の声
第4章 音楽という研究方法
背 景
質的研究のモデルとしての音楽
研究方法としての音楽
考慮すべき点
おわりに
第5章 研究としてのダンスとムーブメント
背 景
研究方法論を刷新するダンス
考慮すべき点
おわりに
第6章 演劇・ドラマ・映画
背 景
演劇やドラマに基づく実践
映 画
考慮すべき点
おわりに
◆「Blink(まばたき)」
第7章 ビジュアルアート
背 景
ビジュアルアートベースの研究実践
考慮すべき点
おわりに
◆『Low-Fat Love Stories(やせ細る愛の物語)』抜粋
第8章 アートベース・リサーチの評価基準
評価基準
おわりに――混乱、バランス、アーティスト-研究者の立場性
第9章 アートと科学に橋を架ける
研究としてのアート
協働によるアートベース・リサーチ
ABRを行う上での課題――実践的なアドバイス
神話を打破しつながりを生み出す――アートと科学の溝を越えて
アートベース・リサーチへのいざない――訳者あとがき
[原題]Method meets art, third edition: Arts-based research practice