自分の思いを他の人に正しく伝えるためには、自分の心にぴったりのことばを探すことが大切です。たとえば、「うれしい」より「心がはずむ」と書くほうが、とてもうれしい気持ちが他の人に伝わりやすいですよね。この本は小学校中学年向けの「ことばと表現を身につける」シリーズとして、日常生活のシーンを例に挙げながら、自分の感情や感覚などを表すことばを紹介します。章の最後には登場したことばを使った日記を提示。身に着けたことばの活用までがイメージできます。
■どきどき1学期編
ブンタとショウコは「クラス替え」「自然観察の授業」「遠足」を経験し、いろんなことを思います。その思いをどのように表現したらよいでしょうか。うれしい、かなしい、安心、不安など、それぞれのことばと意味が似ている「なかまのことば」を紹介します。