働きながら一家を支え、埋もれそうになる日々のなかでも、
人間の本質を捉えた詩を紡ぎ続けた石垣りん。
悲嘆に押しつぶされることなく、
詩とユーモアを携えて生きた生涯を、代表詩や資料とともにたどる。
【目次】
◎評伝 生活詩人の生涯をたどる 西原大輔
1 生い立ちと家族(0〜13歳)
2 就職と詩の投稿(14〜25歳)
3 女性としての生き方(25〜40歳)
4 食うこと、生きること(40〜50歳)
5 念願の一人暮らし(50〜84歳)
・石垣りんのスクラップ帳
・『石垣りんの手帳 1957から1998年の日記』を読む
・手帳が語る交友録
・手製木版画の年賀状
・石垣りんが暮らした街 石川台を歩く
・手帳に書いた行きつけの店
・石垣りんが愛用したもの
◎コラム
『女子文苑』と『断層』/『銀行員の詩集』/銀行員のアルバム
弟・利治さんのこと/石垣りん文学記念室/りんのふるさと伊豆
茨木のり子さんのこと
◎エッセイ
石垣りんの詩と生活 蜂飼 耳
ジェンダーを背負い ジェンダーを超える詩人 中沢けい
石垣さんの紙屋敷 田中和雄
石垣さん 谷川俊太郎
◎生身の石垣りん 木瀬公二