猛虎二番目の捕手
1962年、2リーグ制初の優勝を飾った阪神タイガースに途中入団した著者。ダンプの愛称で正捕手への道を順調に歩んでいたかに思えたが、3年目から3年間、ほぼブルペン捕手となり、試合にはほとんど出ず、ブルペンで球を受けまくった。それでも1968年からスタメンマスクが増え、同年、江夏豊とのバッテリーで幾多の名勝負に立ち会う。しかし、翌69年、スーパールーキー、田淵幸一の入団で再び二番目に……。村山実が「リードなら12球団一」と絶賛し、江夏が絶対の信頼を置いた伝説の名捕手が昭和タイガースの裏表をいきいきと描写していく。