凡例
序章
第一節 寺院研究史における醍醐寺と本書の目的
第二節 醍醐三流と『醍醐寺文書聖教』
第三節 本書の構成
第Ⅰ部 中世における醍醐三流
第一章 三宝院門跡満済と報恩院隆源―法流相承をめぐって―
はじめに
第一節 満済による三宝院流憲深方の相承
第二節 満済の聖教収集
第三節 大智院管領をめぐる満済と隆源
おわりに
第二章 南北朝期から室町前期における理性院流内の対立
はじめに
第一節 南北朝期の理性院院主と嫡流の相承
第二節 太元帥法別当職をめぐる対立
第三節 理性院流嫡流と理性院門徒
おわりに
第三章 金剛王院流の醍醐寺座主輩出と世俗権力
はじめに
第一節 金剛王院流初の座主賢海
第二節 金剛王院実賢・勝尊による座主職の相承
第三節 金剛王院流による醍醐寺座主の再輩出
おわりに
第四章 醍醐寺僧と根来寺僧の交流とその変容
はじめに
第一節 鎌倉期から室町前期における醍醐寺僧と根来寺僧の交流
第二節 義堯期における醍醐寺と根来寺
第三節 近世初頭における醍醐寺僧と根来寺僧の関係
おわりに
第Ⅱ部 三宝院門跡の変容と実態
第一章 中世・近世醍醐寺にみる「門跡」と諸階層
はじめに
第一節 門跡の出自と寺格
第二節 中世にみる寺院組織の変容
第三節 近世にみる「出世」の活躍
おわりに
第二章 醍醐寺の寺内統制と「出世」
はじめに
第一節 中世における寺内統制の変化
第二節 近世醍醐寺の組織と寺内統制
第三節 近世醍醐寺山上・山下にみる「出世」の役割
おわりに
第三章 近世三宝院門跡と「法流預」
はじめに
第一節 江戸時代の歴代三宝院門跡
第二節 三宝院門跡の格式と「法流預」
第三節 「法流預」による三宝院流相承
おわりに
第Ⅲ部 寺院史料からみる法流相承
第一章 醍醐寺における法流相承と文書・聖教の生成―報恩院隆源を通して―
はじめに
第一節 醍醐寺の法流と報恩院隆源
第二節 隆源による史料群の生成と目的
第三節 後世における隆源自筆聖教の活用
おわりに
第二章 三宝院義演撰『醍醐寺新要録』の成立にみる寺院史料群の活用
はじめに
第一節 『醍醐寺新要録』の成立
第二節 『醍醐寺新要録』に引用された既存の編纂記録
第三節 『醍醐寺新要録』編纂に活用された先師記
おわりに
終 章
あとがき
初出一覧
索 引