日本では、小学校に入学するときに当たり前に準備するランドセル。
6年間苦楽を共にしてきたランドセルを、長い間戦場となって疲弊した国・アフガニスタンに文具と共に贈る活動があります。
10年以上、アフガニスタンに通い、その活動も取材し続けているカメラマン・内堀タケシによる写真絵本。
日本からやってきたランドセルは、学校に行くこともままならないアフガニスタンの子どもたちにとって、宝物。
カバンとして使われることはもちろん、丈夫なので机としても使われています。
わたしたち、日本で生活する者にとっては、学校に行くことはごく普通の日常生活。
でも、世界には学校へ行くことが難しかったり、学校そのものを造ることすら困難な国もあります。
そんな状況の中で、子どもたちは何を想い、学校へ通っているのかを
日常を優しく切り取った写真と共に伝えます。
「学校」とは? 「学ぶ」とは?
そして、「幸せ」とは?
あらためて考えさせられる写真絵本。