• 発売日:2017/04/05
  • 出版社:ポプラ社
  • ISBN:9784591154342

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いとの森の家

いとの森の家

通常価格 682 円(税込)
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  • 発売日:2017/04/05
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商品説明
福岡市内の団地暮らしだった加奈子は、父の突然の思いつきで、山々に囲まれた村に引っ越すことになった。都会とのギャップにとまどいながらも、楽しい遊びを教えてくれる同級生たちと触れ合い、自然の恵みに満ちた田舎の暮らしに次第に魅了されていく。中でも特別な存在は、童話に出てくるような家に住む素敵な笑顔のおばあさん・おハルさんだった。
だが、大人たちの中には彼女を敬遠する人もいる。それはおハルさんが毎月行っている死刑囚への慰問が原因だった。なぜおハルさんは、死刑になるような人に会いに行くの……? そんな素朴な疑問から、加奈子はおハルさんからさまざまな話を聞くようになり、命の重みや死について、生きていくことについて、考えるようになっていく。
福岡・糸島の豊かな自然の中で、子どもから少女へ移りゆく主人公の姿が瑞々しく描かれ、大人も子どもも共有できる作品として、2016年1月、第31回坪田譲治文学賞を受賞。
2015年12月にはNHK福岡放送局の開局85周年ドラマとして映像化され、おハルさんを樹木希林が演じて話題を呼んだ。このドラマはその後、第42回放送文化基金賞・テレビドラマ部門において番組が奨励賞を、樹木希林が演技賞を受賞するなど高く評価されている。

【著者プロフィール】
1963年、広島県生まれ。歌人、作家。早稲田大学客員教授。1996年に第7回歌壇賞、2016年に第31回坪田譲治文学賞を受賞。歌集に『春原さんのリコーダー』『青卵』『東直子集』『十階』、小説に『水銀灯が消えるまで』『とりつくしま』『さようなら窓』『薬屋のタバサ『私のミトンさん』『トマト・ケチャップ・ス』、エッセイ集に『耳うらの星』『千年ごはん』『七つ空、二つ水』』など著書多数。
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